第33話「テオドールの財布」
バロンが、テオドールの落とした財布をくわえていっちゃったときには、あああ〜また、このバカ犬が〜っと思ったものだったけど、思いの外、ペリーヌには迷惑をかけずに、ことが終了したので、ほっとしました。そういうところ、バロンはまったくいい動物キャラですよ。何をしでかすかわからないところ、ハラハラさせられます。
そう言う意味では、後年の名作アニメの動物キャラは、ただの動物になっちゃって、そう言う活躍は見せないなあ、と思いました。いや、「ポリアンナ」のリスは、本当にただいるだけだなあ、という感じに見えるので・・・。比較するとね。
ファブリさんは、ペリーヌのよき相談相手になってくれて、どうしてこの村までやってきたのか、すっかり話してしまったけれど、ペリーヌの言う親戚が、まさかビルフラン様とは気づかなかったみたいで・・・。
しかも、気づきそうなところまで行きつつ、「僕はしばらく、この村から離れることになったんだ」という形で、遠くに行っちゃうんですね。この辺が、かなりきわどくていいなあ、と思った。
ペリーヌにとっての嫌な親戚にあたるテオドールの声は、田中崇(銀河万丈)なんだね〜。声の雰囲気がちょっと違うので、気づきにくかったけど・・・。ファーストガンダムと時代的に同じだと思えば、確かにこの人がいてもおかしくないか・・・。
順調に面白い。続きも楽しみです。