第3話「ご冗談を!」
かっこいい〜!! 久しぶりにかっこいい男たちの世界を見た! という感じです。もう、大喜び♪
こんな作品が、ほとんど誰にも知られずに埋もれているなんて、もったいない限りですよ。これは絶対にみんな見るべきだと思う。
ゴロベエ、初登場。「お主、俺と賭をせぬか?」と持ちかけて、その命懸けのやりとりが実に魅せてくれます。弓矢勝負ですね。「バカバカしい! こんなことで命のやりとりなど・・」と惑うカツシロウに、「どうした? 臆したか?」と挑発的なことを言ってくれちゃってまあ・・・。
うわあ。こういうセリフをさらさらっと言って、しかも、それが様になって似合う男というのを久しぶりに見たような気がします。
どの男たちも、みんないいよ〜。すてきだよ〜。
見ようによっては、これはカツシロウの成長物語とも見て取れるかもしれない。気持ちだけは侍のつもりでも、まだまだ未熟者で・・。でも、彼の場合はその純粋さと、きまじめなところがまた魅力になっているような気もします。
刺客として追ってきた二人組もいい味を出してました。腕がぱくりと割れて、半分機械の部分を晒しているデザインが実にいいね。
その攻撃を剣でかわしちゃう、見せ方もいいし。強い敵が襲ってきたんだけど、迎え撃つこちら側もただ者じゃない! というのを、きちんと説得力を持たせて見せているところがすごいと思いました。
いやあ、面白い。次に登場してくるのはどんな侍かな? とものすごく楽しみです!(^^)